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2015-07-20 :

インドネシア バリ島見聞録① ~

皆様こんにちは。
総合企画室の近藤と申します。

先月の6月29日~7月3日の間、インドネシア・バリ島へ、コーヒー農園や精選・選別工場などの視察に行ってきました。
実のところ、私にとっては実際の農園や工場などを見るのは初体験で、見るもの聞くもの全てが新鮮。おかげ様で、この視察により、本や写真、動画などを通して自分では分かっているつもりでいた「コーヒー」の事が、より深く理解でき、実に有意義で貴重な体験となりました!(写真や動画では現地の空気の匂いとか、畑の土の感触までは分かりませんものね)
そこで、今回から数回に分け、この視察旅行で私が感じた事や不思議に思ったこと、さらにはインドネシア・バリ島の魅力まで、皆さんにお届けしたいと思います。
※更新が不定期になりますが、皆様気長にお付き合いくだされば幸甚です。

まずはインドネシアとバリ島の概要について

●インドネシア共和国
公用語:インドネシア語
首都:ジャカルタ
面積:約189万㎢(18,000以上の島々からなる島嶼国家)
人口:約2億3,800万人
宗教:大多数はイスラム教徒であり、世界最大の
イスラム人口国としても知られる。
その他:通貨インドネシアルピア(IDR) 1円=約105IDR
※日本と比較し物価は安い。
(例)ミネラル水500ml 20円/本、ガソリン 70円/ℓ ←これを聞いた私たち視察の一行全員が間髪を入れず一斉に「やっすーっ!!」と叫んだのには笑えました。


インドネシアコーヒー概要
・インドネシアはブラジル、ベトナム、コロンビアに続き現在世界で3、4番目に生産量が多い生産国である。
・生産量の84%がロブスタコーヒーで、ベトナム、ブラジルに続き世界第3位のロブスタ生産国になっている。
・約94%が小規模農園で生産され、大規模農園には民営、国営の農園があり、その数は半々である。
・コーヒー貿易において、日本とインドネシアの間には強い関係が築かれている。
・日本にとってインドネシアは、4番目に大きなコーヒー供給国となっている。

バリ島
公用語:インドネシア語
州都:デンパサール
面積:約5,633㎢(日本の愛媛県とほぼ同じ)
人口:355万人
宗教:90%以上が敬虔なバリヒンズー教

●バリ島コーヒー概要
栽培地区:キンタマーニ地区の複数の火山を含む中央山岳部がメインの産地
栽培品種:カルティカ、USDA、S-795 他
気候:赤道直下、熱帯性モンスーン気候
雨季/乾季:11~3月 / 4~10月
収穫時期:6~8月
収穫量:島全域で1,700mt(ロブスタ1,100mt、アラビカ600mt)※1mt=1,000kg
精選方法:ロブスタ(非水洗式)、アラビカ(60%水洗式、40%非水洗式)
輸出先:日本90%、米国10%

といったような感じでしょうか。

さて視察旅行は6月29日AM11:00、成田空港発組と関西空港発組の2つに分れて「出発!!」となるはずだったのですが、、、
私を含む関西組が搭乗する予定の飛行機が到着しておらず、6月30日のAM0:45のフライトになるとの張り紙が無情なばかりに掲示されていました。

じゅ、十三時間待ちかよ、、、○| ̄|_、、、出だしから前途多難
blog001.jpg

まあ、ないものは仕方がありませんので関西空港内で時間をつぶし、AM0:45出発!
6月30日のAM6:40、バリ島のデンパサール国際空港(正式名:ングラ・ライ国際空港)に到着しました。
空港では現地アテンド、ラマツアー社のアスタワさんが出迎えてくれました。

初対面なのにいきなり友達のような私たち。インドネシアの人は陽気な方が多い
blog002.jpg

その後専用バスで前日宿泊するはずだったホテルへ移動。

移動中バスの窓に流れるデンパサールの街並みを興味深く見ていると、とにかくバイクが多い。日本だと自動車の隙間を時折思い出したようにバイクがすり抜けるといったイメージがありますが、ここでは逆で、圧倒的なバイクの波をかき分けるように自動車が走っています。しかもほぼすべて(バイク、自動車とも)日本のメーカーさんのばかりです。
※この後もいろいろな街でバイクや自動車を見ますが、そのほとんどが日本メーカーのものでした。私の感覚では98.5%はそうではないかと思いました。


ホテルに到着し、シャワーと軽い朝食を取り、成田出発組と合流。

出だしが出だしだけに、この先何が待っているのか、不安と期待、ドキドキとワクワクを合わせ感じながらも、最初の視察地である〈キンタマーニ地区〉へ出発!
〈その2へ続く〉
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