愛知・名古屋の富士コーヒーではこだわりのコーヒー豆をお届けします。また喫茶店開業のご相談も受け付けております。

  • top
  • top
  • top
  • top
  • top
  • top
  • top
2015-11-27 :

問題と課題

こんにちは!
外食事業部の塩澤です。

以前「PDCA」についてお話させて頂きましたが、
このサイクルを回すのに重要になってくるのが、
「問題」「課題」です。

「え、問題も課題も一緒だろ?」と思った方に
ここでテストをだしますので、答えてみて下さい。

0I9A858915070158white-thumb-815xauto-19010.jpg

以下の例は、「問題」と「課題」のいずれに該当するでしょうか?
①顧客クレームが多い
②接客技術を向上させる
③自分の店の強みが不透明
④店内清掃を強化する
⑤コストを削減する

よく「問題」と「課題」は混同されがちですが、
ビジネス上では、実は明確に違った定義を持っています。
「問題とは現状(実際の姿)と目標(あるべき姿)との差異」
「課題とは、問題を解決するために、行動を起こすことを意志表明したもの」

道の真ん中に大きな岩があり、行く手を阻んでいる状況を想像してみて下さい。
目的地にたどり着くためには、この道を進むしか方法がないとします。

この場合、「問題」は「大きな岩が道をふさいで先に進めないこと」です。
では「課題」は何か?
目的を達成するために、成すべきことが課題です。
この場合、「岩をどかすこと」かもしれないし、
「岩を乗り越えること」かもしれないし、
「岩を迂回すること」かもしれません。

このように方法はいくつも考えられます。
つまり、「問題」とはすでに発生していることであり、自身の意思とは無関係な自然発生的なものだが、
「課題」とは自分で意識して設定するものです。

この定義を理解すれば上述したテストの答えは自ずと見えてくると思います。

問題解決がうまくいかないとお考えの方は、
一度この定義を意識して考えてみてはいかがでしょうか!?

次回は問題解決のプロセスについて
ご説明させていただきます。



スポンサーサイト



コメントの投稿

Secret